2011年07月24日
手銛の作成
先日、仕事仲間の“Kの兄貴”ことK氏との会話中、魚突きを教えてくれとの話になり…今週末、二人で行くことに。
道具は全部貸すとは言ったものの、持っている銛は3.5Mと4M。実際見せてみても、使い切らないとのこと。
どうしたものかと、予めホームセンター、釣り具屋を見てみると売っている既製品は全て1M弱の長さ。
この長さでは、射程に入る魚でまともな魚は獲れないと思い、これは自分で作るしかないと思い立ち…
ホームセンターの工具売り場を物色。
そこに、まさに手銛の為にあるんじゃないかと思うよな素晴らしい素材が…、
ステンレスパイプ長さ1.8M、内径13mm。
これに12.8mm、M6ネジ用のナット、30cmのM6棒ネジ、2液混合エポキシ等を購入。
まずは後端(ゴム連結側)用にナットに輪状になったネジをはめて、
ナットに釣り糸を巻いて隙間を埋める。
次いでエポキシを塗ってパイプに打ち込む。
同じ要領で、先端側にもナットを埋め込む。
棒ネジの先端を銛先がはまる程度にグラインダーで削る。
次いでチョッキの仕掛け作成
家にあったカーテンを吊り下げる用の針金を、結束バンドで縛り、輪ゴムをひっかけ、
棒ネジにザイロンで縛ったハワイアンフックを結び
棒ネジをパイプ中のナットにはめて、銛先を掛けた写真がこちら…
つづいて10mmチューブに結び目を付けた紐を中に入れ、ナイロン紐で縛り、引きゴムを作る。
そのゴムを銛後端に取り付け完成した写真がこちら
ちなみにグリップは最初に、釣竿用に売ってあった熱収縮チューブを利用して付けたもの。
長さ、バランス、自重等、完成度の高さは、自分も穴撃ち用に一つほしいと思ったほど。
実際の使用感は後日判明のこととなるが、素晴らしいの一言でした(自画自賛)。
かかった製作費、3,000円(チョッキ銛とゴム代別)。
軽い気持ちで始める人には少し高いかもしてないがそれは結果次第。
ということでKの兄貴には週末絶対に魚を獲ってもらわなければと思ったのでした。